はじめの一歩を軽くするような支援を
2024年5月15日開業。これまでの私の人生の中で初めての「自分の事業」になります。
商工会の経営指導員時代は創業前に訪ねてきてくださった方には「自分がもしこの創業者だったら何を知っていたら不安を取り除けるか」をずっと考えて、思いつく限りお伝えしてきました。それこそ、経営指導員だからこそできる寄り添った相談で、私が良しと信じるところすべてをお伝えしようと、その方のために市場調査したり、テキストを作らせていただいたり、できる限りのことをおこなってきました。
さて、今開業し今度は私が創業者の立場になりました。
どうしたらいいんだろう。わかっていてできないこと、わかっていなくてできていないこと、さまざまにあります。
今日はある先生の話をお伺いしました。たくさんの診断士としてのノウハウを教えていただきました。
しかしながら最後にこんなこともおっしゃっていました。
こうしたらいい、こうしたらよくなる。お伝えしても、実際に実行に移せる人は本当に少ない。
これは私も商工会でのご支援の中でも感じたことでした。そして今、私に対して全く同じ状況が生まれています。
実際に私も話を聞いて、実践して、これまで支援させていただいた方にお願いしていたことがどれだけ大変か、自分の身になって再度わかりました。
今後のご支援にあたり、できるだけその一歩を軽くできるような方法の提供も重要な支援であると、自戒の意味を込めて、共有させていただきます。