ごあいさつ

当事務所は中小企業の経営者や創業予定者の皆様が悩んでおられる様々な経営課題に対して「事業の成功」と「社長自身の幸せ」の二つの観点から経営のサポートをさせていただきたいとの思いから設立した経営コンサルティング事務所です。
「社長って、自由だけど孤独なんだよな」
呉服屋の社長である父が、小学生の私に車の中でこぼした言葉がありました。
「売上もなくなって、何をどうしたらいいかもわからないんです」
商工会に勤め始めて、そこに駆け込んできた社長は、本当に孤独の中で苦しんでいました。
「誰に相談したらいいかわからなくて、國井さんが浮かびました」
本気で向き合った「社長」が、真っ先に私のことを思い出してくれる。
その心通った喜びを知りました。
「また、お話ししたいです」
「経営」の相談を通して、さらにご縁が深く広くなっていく。
その幸せを知りました。
だからこそ私は本気で「社長自身の幸せ」と「経営」に向き合いたいと思い、下記のミッション、ビジョン、お客様との約束を掲げて当事業所立ち上げました。
【ミッション】
事業成功と社長の幸せに寄り添い、具体的な経営上の意思決定の切り口の提供とその実務を支援することで、事業の成長と社長の幸福を実現することが私たちの使命です。
【ビジョン】
私たちの活動は、様々な出会いを通じて、事業者としてだけでなく、個人として信頼されるパートナーとしての支援を展開し、社長の成功と幸せに貢献します。
【お客様との約束】
私たちのご支援のすべては、事業の成功だけでなく、社長個人の幸せも追求します。私たちは、そのための意思決定をともに考えるパートナーとして存在しています。
國井経営コンサルティング事務所 経営理念
私自身、まだまだ未熟者ですが、クライアント企業や経営者の皆様と共に考え、行動し、成長していくことができたら、これ以上の喜びはありません。 新規創業したい、経営に不安がある、さらなる成長が必要だ、などと感じた際には是非ご相談いただければ幸いです。
支援の在り方
私はもともと商工会の経営指導員として皆様の経営のご支援をさせていただいてきました。
そこでは、記帳指導や税務・労務・融資・補助金の支援を中心にいかに手を動かすかといった「経営実務や手段の実現」の支援を行ってきました。
そして、指導員の枠を超え、経営計画策定支援や創業支援。経営戦略の策定、管理会計や原価会計などを通し、経営上の最上流である「意思決定」のお手伝いを行ってきました。
さらには、商工会の枠を超え、その人のライフプランニング・キャッシュフロー表の作成を通したファイナンシャルプランニング領域からも、その人の「本質的な幸せと成功」を願いご支援させていただくこともありました。
こうした背景や経験をふまえ、当事務所は主に以下の3つの役割を果たし、企業や経営者の方々を支援していきたいと思っております。
1つ目は経営診断を行い、第三者の目からの戦略策定や経営計画の策定、および課題抽出を行います。社長にとって、家族や社員に言いにくい部分もすべて含めて、自身の事業をともに本気で考えられる人材や機会はなかなかないことが「社長は孤独である」といわれる所以であります。そうした部分も含め、社長本人からは見えにくい切り口や、社長自らが「自分はこう思っているが、本当にそうか?」と思うことについて、しっかりと事業に向き合う経営の専門家として第三者の目をご提供します。
2つ目は意思決定の切り口をご提供することです。日々答えのない課題に対して結論を出して突き進んでいくのは経営者の常であります。もし、それでも決めかねる重要な選択に出会った時、どのように道を選んだらよいのかについて、様々な手法論を駆使して社長に判断材料を提供いたします。意思決定のノウハウを共有させていただいたうえで、一緒に何が最善かを考えて参りましょう。
3つ目は運営課題の切り分けです。私自身、商工会のキャリアの中で税務や労務などの相談を受け、自ら手を動かしたり、社長も手を動かせるようご支援をさせていただきました。商工会職員というそれらの支援をすることが許される特殊な身分がなくなった今、直接的に支援することが難しい内容であったとしても、これらの問題は誰に依頼すれば解決するか。そして自ら手を動かした経験から、依頼内容は社長にとって適切かといった観点から問題の切り分けとその妥当性を見据えた支援を提供いたします。
経営企画としてこれらの役割を果たす社長のパートナーとなることが、私たちの支援の在り方の基礎であると考えています。